2019年鶴瀬の中古マンション相場
鶴瀬駅徒歩15分圏内分譲マンション平均販売価格

弊社では、弊社から半径約800m以内の1700室の中古マンションの中古売買価格を毎月中旬に調査しております。
2018年11月から2019年12月までの情報をまとめましたので、ご覧ください。

2019年は夏頃まで、高い金額で在庫も多くありましたが、5月から価格が下がりはじめ、8月頃大量に成約案件があり7月が平均価格の底値になりました。
8月以降は、新たに売却にでる物件があり価格も上昇気味でしたが、鶴瀬駅西口には、新築で「レーベン鶴瀬グランレクス」、東口に「ライオンズ鶴瀬グランフォート」の販売もあり、中古の価格が10月から下がっています。
また、その2件の近隣のマンションが売却にでている案件が多くでてきております。特に顕著にでているのが、「エコビレッジ鶴瀬」「レクセルガーデン鶴瀬」など多く売却に出ています。今後も買い替えなどの需要で、同じマンションから複数の売却が出る可能性があります。
「エコヴィレッジ鶴瀬」「レクセルガーデン鶴瀬」は、購入を検討されている方にとっては、いろいろな価格帯で、間取りなども複数でておりますので、チャンスだと思います。また、今後も売却が多くでると価格競争になる場合もありますので、売却を検討されている方は早めに売りきるのが、おススメです。
2019年鶴瀬の中古マンション月ごとの販売個数

長期化の傾向があります。上記でも、触れましたが7月8月まで、販売が長期化しており8月に成約案件が多くあったことから7月が最長になっており、そこから期間は、短くなってきています。ですが、去年の年末にくらべて2ヶ月弱も販売期間が延びており、中古マンションの流通がにぶくなっている印象です。
新築2棟の影響もかなり大きいと思います。
2019年鶴瀬の中古マンション月ごとの販売個数

在庫戸数も、増加傾向です。新築マンションへの買い替えのための売却などが増えていると考えられます。新築マンションが完売を向ける頃には、ある程度在庫戸数も少し減ると思いますが、競争相手が多い状況には、かわりがないと思います。熾烈な価格競争に巻きまれるまえに、早めに売却をして利益を確定させるか、売却の際に、リフォームなどを行い付加価値をつけて、高額な販売価格で売るなど、工夫が必要になってくると思います。
売却を検討されている方へ
在庫が増えているので、許容できる範囲の価格交渉は、受けて早めの売却を目指した方が、いいかと思います。
現状維持のまま待っていても、他の在庫がいろいろ手をうち始めると、厳しい価格競争に巻き込まれる可能性が増えてきます。東京オリンピック後の景気も不透明な部分がありますので、許容できる範囲であれば、早めに手をうちましょう。
購入を検討されている方へ

購入を検討されている方は、今がチャンスです、低金利もつづいており、購入もしやすい、在庫も増えているので、多くの物件の中からお気にいりの物件が見つかる可能性が高いです。
また、在庫が多いと価格競争も激しくなってきます。
上記のグラフをご覧いただくと、去年の12月の時期に比べて、平均㎡単価も28,053円下がっており、安くいい中古マンションを検討できる状況です。
また、直近3ヶ月も平均㎡単価も下がり気味ですので、積極的に動いた方がいいでしょう。
オリンピック後も、台風災害などの影響で人件費や建築資材の高騰などが続くことが予想されますので、中古マンションの需要が伸びる可能性もありますので、この冬から春ごろご検討される事をおススメします。