
写真:ナイスアーバン
(公社)全国宅地建物取引業協会連合会 不動産総合研究所
不動産市場動向データ集からみる現在の不動産動向をみて首都圏のデータと
我々の実務からみた状況を踏まえて書きたいと思います。
中古マンションについて(プラス指標)
・引き続き平均単価は上昇基調。 ‒ 平均単価は首都圏70ヶ月連続で上がっています。
・首都圏の平均成約価格が3,275万円、新築と違い手頃で買いやすい価格になっている。
・中古マンション登録件数は首都圏、前年比を上回ったが成約件数は首都圏が前年比を下回 その結果、成約率(成約件数/新規登録件数)は、前月比で首都圏が△2p
・首都圏では在庫件数が41ヶ月連続で前年比増加しており、在庫増にも関わらず坪単価が上昇する状況が続いている。
・売主物件は登録物件が増加しており、在庫件数も17ヶ月連続で2桁増加している。
ホシノの目線
現在、在庫は増えているが、坪単価はあがるという状況になっています。
もし、売ること考えているのであれば、早い方がいいかもしれません。
在庫が増え続けると売りきる為に、価格を安くして売りきろうと考える方が増えてきます。
現に富士見市内のマンションで、同じ広さや間取りの部屋で、4部屋が売り物件として登録されています。
階や、リフォームの内容なども違うので、価格を一括りにすることは難しいですが、一部屋価格変更を行いました。
他の3部屋より、一割弱の値引きで現在販売しています。
同じマンションのライバルが、安くなると売りに出すマンションも価格競争になっていく可能性は高いです。
また、成約のポイントも下がっておりますので、今後在庫は増えていく可能性が高いので、また消費税の増税や、東京オリンピック後などの
景気も先行きが不透明なため、早めに売り切る方が得策かもしれません。
売却の相談に関しては、こちらをご覧ください。